珠帆美汐 セミナールーム・キノコ荘

キノコ荘物語2

その魔女友Hさんと一緒に家の周囲を歩いてしみじみとその建物を見て、
私がなぜここを選んだのか、わかった気がしました。


私はいつもマイナスからスタートしてきた。

 

そしてそれをいつもプラスに転じてきた。

 

今回も、それをやるんだなー、と。 

 


「廃屋」の雰囲気が色濃く漂う、裏。

 

物置として、普段封鎖されている二階。

 

色々とマイナスな側面を持つ建物なのは事実。

 


私がここをエネルギースポットに変えるのだなー、と。

 

私がパワースポットに変えていくのだなー、と。

 

手間暇を掛け。

 

時間を掛け。

 


私は今まで何か始めるときはたいてい、マイナスからスタートしてきました。

 

たとえば。

 

今でこそ人気者でもあるかのような私ですが

その人生はキツイ対人恐怖と場面緘黙で口も聞けないいじめられっ子からのスタートでしたし。

 


今でこそ「これが手作りなんですか?!すごいお宅ですね!」と感心される立派な家に住んでますが、

その自宅を建てるために、冬には枕元に雪が積もることもある築50年ほどの農家の仮住まいから始まりました。

 

 

ご近所の方のご厚意でずっと空き家だったその家に住まわせていただきながら、
私も軍手をはめて日よけ帽かぶって首にタオルを巻く労働者スタイルで
ブロックを積みセメントをこね木材を運び、
炎天下も雨の日も雪の日も夫を手伝って自宅の建築作業に携わりました。

 

 

私は「まあまあのレベル」からはスタートしない人生なんです、どうも。

 

「そこから始めるの?!」という所からスタートしようとする人生みたい。

 

千尋の谷の底からはい上がる過程を楽しむ人生らしい。

 


そしてまた、私は常に、無名で、特に他の人の評価も受けていない人・モノ・ことを選んできました。

 


夫と付き合いだしたときも、誰に相談しても「やめとけ」と言われました。


「絶対無理だよ、続かないよ」って。

 

旅先で出会っただけの8歳も年上の青年。


最初から長距離恋愛(東京-北海道)。


そしてその時彼は失業保険を利用して職業訓練校在籍中の身。


あまり条件的に「いいんじゃない?!」って言ってもらえる感じじゃなかった。


私自身すごい不安でした。

 

 

 

それに、「愛と桃舎」あぜさんと出会ったときも。

 

今や珠帆印特選セラピストの中でも中心的存在と
厚い信頼を寄せている「愛と桃舎」さんですが。

 

私が初めて出会った時、あぜさんはミクシィのカウンセリング系のコミュでひどい集中砲火を受けていました(><)

 

「素晴らしいセラピスト!」と好評を受けてるところに出会ったのではなく、

その逆と言っていい状況だったのです。

 

 

だけど、私は自分の目と感覚を信じました。

 

「この人はすごい」と。

 

 

コーチングとの出会いも。

 

コーチングがまだハシリだった時代に巡り会いました。

 

コーチングでド田舎の山村で食べていくのは無理だ、と
みんな言いました。

 

それでもやりたかったからやりました。すごい怖かったし不安だったけど。


なんの保証もなかったですし。

 

そして、今があります。

 

 

 

私には、成長したがっていたり、変容したがっていたりするモノに導かれるパターンがある。

 

だから、この家なんだなー、と。

 

今回も、私はこの家、この場所に導かれちゃったんだなー。

 

ひとかたならぬご縁を感じながら、目の前の建物を見つめ続けました・・・。

 

 

しかし。

 

自分の宿泊所としてだけ借りるならいいよ?

 

そうじゃなくてセミナーを開いたりするためのスペースなんだよ?

 

エネルギーや場に敏感だったり繊細だったりする人たちにこそ来て欲しいスペースなのに。

 

安心、安全で心地よい場であることが重要な、スペースなのに。

 

借りたとしても来て欲しい人に来てもらえないなら意味がない。

 

良いセミナーができる場じゃないなら意味がない。

 

 

「ここに呼ばれたんだなー」という感覚は再確認しつつ、

相変わらず私は板挟み。

 

私の中の葛藤は続きます・・・。

 

 

 

 

ちなみに、魔女友Hさんの不動産診断は「盛り塩やクリスタルを置くことで改善可能なエネルギー状態。借りてよし。」でした。

 

それが12/11。

 

12/12、13とDAYAの「大いなる自分とつながる」セミナー。

 

そのセミナー中も、ずっと自前のスペースを借りる意味について考え続けました。

 

そして、敏感で繊細な人たちにも安心して来てもらう方法についても。

 

 

そして、少し見えてきました。

 

私があの家を借りる意味。

 

「ネガティブを抱えて生きる」の象徴なんじゃないかな、と。

 

「ネガティブを切り捨てない」の象徴なんじゃないかな、と。

 

「マイナスもネガティブも影も、受け入れ抱えて生きていく」の象徴なんじゃないか、と。

 

 

あの家に廃墟っぽい裏や封鎖された二階がくっついていて、
それはあの家自身にどうすることもできない。

 

それと同じように、
私にはたくさんのトラウマや生育歴や過去生の記憶などがくっついていて。 

 

私自身が一番苦しいのだけれども
なかなかそれをどうこうできなくて。

 

でもそれをプラスに変えようと、
もしくはせめてマイナスの影響を受けずに、豊かさに転じていこうと
すごく色々なことに取り組んできた。

 


そう言う私の生き方を象徴してる場所のような気がしてくる

そういう意味で、すごく私らしい場所を借りたな、と。

 

こざっぱりしてて小ぎれいな白亜のマンションの一室なんて、全然私らしくない。

 

ネガティブを抱えて生きるってこと、
マイナスをプラスに転じるってことを
あの家をエネルギースポットに変えていく過程で
体現していくんだろうなー、と。

 

 

でも、なにより私は、私の大切な身近な人に喜んでもらいたくって、
みんなでワイワイと気軽に集まりたくて、
だから、自前の会場が欲しかった。

 

それなのに。


敏感な人や繊細な人が来れない場所なんて、なんのための場所なのか?

 

そんな場所、いらない。

 

中間管理職並みに板挟みになり、しばらく胃が痛くなる思いで悩んできて
たくさんの人に相談に乗ってもらって答えが見えてきました。

 


 「良い場所にしてみせよう。

 

  そうすれば誰でも来れるんだもの。

 

  そのための助けを求めよう!!

 

  きっとみんな助けてくれる。」

 

 

 

 

というわけで、皆様にお願いです。

もし可能ならば

あの場所をパワースポットに変えるお手伝いをしていただけないでしょうか。

 

ヒーリングや浄化やチャネリングをできる皆様、
エネルギーリーディングのできる皆様、

良い情報をご存知の皆様、

何も特別なことができなくても祈ることのできる皆様

一緒にあの建物を良い場にしていくのを手伝っていただけないでしょうか。

 

繊細な人も、敏感な人も集える
居心地の良い安心安全な場にするのを
手伝っていただけないでしょうか。

 

ぜひ、たくさんの人が集まれる、
気の良い、エネルギーの美しい場所になりますようにと
一緒に祈ってくださいませんか。

 

ネガティブを抱えたままで、
良い波動を出し良い気を出して生きていけるんだ、というモデルを
あの場所を整えることで、作っていきたいんです。

 

 


私たちはトラウマを持っていたり心に癒えない傷を抱えてたりします。

 

過去にひとつやふたつの過ちくらい犯してます。

 

怒るし人を恨んだり憎んだりすることもあるし
人の陰口をつい言っちゃうこともあるし
ウンコもすれば体臭がすることもあるけど


それでも良いもの美しいものも発動させて
志し高く生きていくこともできる。

 


影も光もひっくるめて人。

 

ネガティブもポジティブもひっくるめて人生。

 

高潔さだけでなく、猥雑さも、人間。


私はそれを体現していきたい。

 

あの影だらけの建物を丸ごと愛し、癒やすことで。


協力していただければ幸いです。

 

 

 

 

 

愛と桃舎」のMikaさんがずーっと浄化と活性化しててくださったそうで、
そのおかげもあり、かなり良い状態になってきたようです。

 

また、ウチの夫も張り切って掃除や改装など始めてますし、
私自身ずっと愛を送り続けてますし、
最初よりは良い感じみたいです。

 

TAOのYUKAさん、ふたこわたるさんとそのパートナー華代さんにも見ていただいて
アドバイスいただきました。

 

福本いずみさんのヒーリングショップ「フェアリーブルー」に予算(私にしては張り込みました)を伝えて「場の浄化セット」を送っていただいたり・・・。

 

既に浄化作戦は順調に快進撃を続けております(^^)


そして28日にプレオープンパーティで20人ほど集まってくださり、
みんなでヒーリングごっこをしたので、
またエネルギー上がっちゃいましたしね(^^)


        □ ☆ □


このたび、自前のスペースを借りようとしてみて
たくさんの恐れと不安にぐわんぐわんと大きく揺さぶられました。

 

実は、たくさん泣きました。

 

怖くて怖くて。不安で不安で。

 

自分の決断や選択はいったい正しいのだろうか、って。

 

周囲の大切な人たちに喜んでもらいたくって始めたことだけど、
実は誰ひとり喜んでくれないのではないか、って。

 

私がやることなんていつも人に迷惑を掛けるだけだ、って。

 


そして、
「自分ひとりで決断し、その責任を負わねばならない」と、
自営業である我が身を呪いました。

誰ひとり助けてくれないし誰ひとり責任を一緒に負ってくれない、
誰も我がこととして考えてくれない、と
私はひとりぼっちだ、と
天を恨みました。


泣いて泣いて、
嘆いて嘆いて
天を恨んで
神様をののしって

存分に大騒ぎして、
たくさんの方をつかまえて愚痴を聞いてもらい
泣かせてもらって

やっと27日の午前中にスコンと抜けました。

 

 

たくさんの人が、愚痴を聞いてくれました。

 

たくさんの人が、相談に乗ってくれました。

 

たくさんの人が、親身なアドバイスをくれました。

 

何人もの人が、現地を見に来てくれました。


そして、率直に感想を伝えてくれました。

 

たくさんの人が、「○○あるよ」「××要る?」って申し出てくれました。

 

たくさんの人がプレオープンパーティに来てくれました。

 

行けなくても祈ってる、光を降ろす、ヒーリングする、って言ってくれました。

 

 

自分の弱さ、自分の小ささ、自分の不信感に、
徹底的に向き合わされた数週間でした。

 

 

そして、最後に自分の強さと大きさに気がつきました。

 

私がどれほど否定的な想念に支配されて「ひとりぼっちだ」と騒ごうとも、私は全然ひとりぼっちじゃない。

 

みんなが私を助けてくれる。

 

ああ、これに気がつくまで揺さぶられ続けたんだな、と。

 


期せずして、11月の後半に書き始めたままだった日記、「願いはすべて叶っていた!」の完結編となったな、と。

 

感慨深いです・・・。

 

みなさま、わからずやで恐がりの私を辛抱強く支えてくださって

ありがとうございました・・・

 

感謝感謝です・・・

 

 

 

 

 

 

12月28日のたまルーム(改めキノコ荘)のプレオープンパーティは楽しかったですよ!

 

 

20人ほどの方が手に手にいろいろな差し入れを持って駆け付けてくださいました(^^)

 

 

「ありがとうシール」を持参し貼ってくださった森ちゃま。

 

見事なホールケーキを作って来てくださったうみやみさん。

 

すぎちんも手作りクッキーとゼリーを・・・。

 

他にも色々・・・
すべてをご紹介できないのが残念ですが・。

 

本当に私は幸せものです(><)

 


たくさんの方が、「どんなにひどいのかと楽しみにして来たのに全然いいじゃない」と言ってくださいました(^^)

 

既に十分にたくさんの方の手が入ってますから(^^)


「たまちゃんが使わない日に使わせてもらうってできる?」というお話も数件いただきました。

 

「今度ここでDVD鑑賞会しよう!」「持ち込みで飲み会しよう!」という企画も持ち上がりました(^^)

 

もうすでに可愛がられる場所に育ちつつあるようで、本当に嬉しい。

本当に嬉しいです(^^)


まだまだ、これからですよーーーーっ!!!

 

もっともっと素敵な場所になりますから。

 

たくさんの方の助けを借りつつ、

神のご加護を求めつつ

歩み続けます。

 

皆様、助けてくださってありがとう!!